備忘録 Reminder record

~十三 Bar Raincoat 出禁の顛末 その2~

ここからは小林万里子が書かせていただきます。
7月26日のライブは特に内容的にはそれまでと違ったことはやってなかったのですが、違ったところがあるとしたらこれまでにまぁないぐらい盛況で、いつも以上にフレンドリーなお客さんが多くて会場が熱気を帯びていたというところだけかと思われます。内容的にシンパシーを感じていただきながら伸び伸びやらせていただき、その後、好意的なライブレポートを投稿していただいたお客さんが複数おられて大いに励まされ、これまでバンドメンバーとともに積み重ねてきた努力が実ってきたと嬉しくなりました。次回も張り切っていこうと演者一同希望を抱いておりましたところ、4日後に唐突に強制終了の憂き目となってしまいました。

私のような「放送禁止」シンガーが相手ですと店の方針によっては「出禁」を申し渡すような場面もあってしかるべきだとは思いますし、そうすること自体はあくまで店側の自由だとは重々承知しているつもりです。しかし私個人の見解ではありますが、そういう場合であっても店の方針がこうこうだから合わないのでとか、自分の考えや立場がこれこれで合わないのでやめていただきます、などと対面で表明するのが普通ではないかという気がしています。ギターの鷲尾が業務連絡でご店主にメッセージをしたそのついでのような流れで、「ライブはちょっともう組めないです」とこちらからすると非常に重大なことを書いて来られて終了をはかろうとしたというところに「出禁」そのものよりも衝撃を受けているというのが実情です。

ライブ当日は別れ際に笑顔で「ありがとう、また今度」という風にマスターからお声を掛けられ、対面では毛ほども「異変」の兆候が見えなかった中、数日後に「青天の霹靂」の事態となったもので、終了をめぐるやり取りはすべてFaceBookのメッセージによるものとなりました。私としては応援して下さるお客さんや頑張ってくれてるバンドの方に申し開きができないということで、せめて理由だけでも言ってもらえたらという思いで必死になって問い質す行為をやっております。それ自体も結局は強制終了になってしまったのですが、「お客さんやバンドの人には思うように伝えてくれたらいいから」とは書いて下さってるのでやり取りをそのままここにコピペする形で伝えさせていただくことにしました。

2023/08/09 2:05

先日のライブでは大変お世話になりました。レコーダーの件も助かりました。

次のライブなんですが、11月の15水、22水、29水、12月の6水、13水、あたりでお店の都合のいいときがあればやらせていただきたいと思っております。いつごろが宜しいでしょうか?

よろしくお願いいたします。

7月30日、31日にはマスターから「出禁の通達」が鷲尾にあったわけですが、鷲尾は、8月6日にライブがあり私がショックを受けてライブに支障をきたしてはと思い、その日より先になってからマスターから直接私に自分の言葉で伝えて下さいとお願いし、私には事実を伝えておりませんでした。マスターからの連絡もない中、何も知らない私はいつもの通り上記のようなメッセージを8月9日にマスターに送ったものでした。

2023/08/09 11:29

万里子さん、先日はありがとうございました。

そして言いにくいのですが、最近歌の内容に僕なりに色々思うところがでてきて、申し訳ないのですが次回ライブは見送らせていただきたいです。
お力になれないのは大変心苦しいのですが、何卒ご理解いただきたいと思います。
本当に申し訳ありません。

2023/08/09 13:09

すみません。あまりにも急なことで驚いています。ライブに関してはメンバーの方の多大なご努力やお客さんのご厚意もあってやっていることなので、突然そういわれても本当に困ってしまいます。せめて「僕なりに思う事」という内容を書いていただけないでしょうか。メンバーの方は非常に熱心に取り組んでくれていて、先日来られたお客さんの西田さんという方がバンドの音楽性に関して評価する文章をFBで上げてくれたばかりです。ようやくお客さんも増えて来てさあこれからという時なので、こちらもどういう理由でできなくなったかをメンバーやお客さんに説明する義務があります。
理由をもう少し具体的に書いていただけたらメンバーに転送したり、お客さんたちにも説明することが出来るかと思います。FBで見て来てくれて場所も行きやすいということで次回を楽しみにしてくれてる方々もいるので、FB上でなんらかの発表というか説明などもしないといけません。色々思うところがあるそうで、ですませては私の方の信用も損なわれるおそれがございます。

私と鷲尾だけでお客さんも入れずにやっているのならここまではいいませんが、他の方々のこともありますのでどうかご理解いただき、理由の説明などお願いします。またライブの内容ですが前回急にごろっと変えたということもなくこれまで何度もやってきた通りのことをやっています。これまでと変わったのは盛況だったことといつも以上にフレンドリーなお客さんが多かったというぐらいしか思い当たりません。
なぜこの時点で突然、何の話し合いもなくライブ不可能とされたのか、そこのところの説明をしていただくようにお願いします。

一番大きいのはコロナとウクライナの件でございます。
コロナ禍は僕にとっても色々考えさせられることで決して終わってもないものだと思っていますが、
ライブを行なっているとどうしても前向きな気持ちがもてなくなります、
聴いていると辛くなるのです。
ウクライナの件も概ね同じ内容です。
僕はどうしてもそのパフォーマンスに賛同できないし、
感情が仕事としての範疇を超えてしまってどうしても暗くなってしまうのです。
説明なくライブをお断りしたこと、お客様にご迷惑をおかけすること、反省しております。
仕事という側面上、前向きに捉える努力はしてきたのですが、やはり僕が作った場所で僕が賛同できない内容のことはするべきではないという考えに至りました。

2023年8月9日 13:38

2023/08/09 15:58

せっかく書いていただいたのですが、コロナ禍と書かれてますが、私はコロナ禍というのも前はなんらか歌ってましたが、今はワクチン後遺症で苦しんでいる人や死んだ人が大勢いるのになかったことになっていることに重点を置いて歌っています。それはご理解いただけますでしょうか?一応は5類になり、その意味では例えばお店が営業しにくいといった「コロナ禍」は終了しているという前提でやっております。

その上でお聞きしますが、前向きな気持ちを持てない、聴いているとつらくなるというのはどういうことでしょうか?ワクチン被害がなかったことにされて苦しんできた人が大勢いて、ようやく遺族会などもできて必死で社会へのアピールもされることで世の中の人の意識も変わってきたところです。被害者は棄民というか打ち捨てられてきましたが一部の良心的な医者が立ち上がったり、多くの方が血のにじむような努力をして救済に向けての道筋を作ろうとしています。それは前向きなこととは違うとお考えですか?なかったことにして何も触れない方が政府や薬品会社等の意向にはかなっているとは思いますが、その方がマスターは前向きなお気持ちになられるということなんですか?

問題点が伏せられていれば解決の道も出て来ないし、それこそお先真っ暗なだけではないでしょうか?ワクチンのせいで病気になっているのにそういう報道が少ないため医者に行っても気のせいだとか言われ、打つ手も分からず死んでいくケースが多々あります。そういう現実が放置されている方が暗い気持ちになると思う人の方が増えてきているのが現状です。日本は外国とくらべると情報鎖国な面があってまだまだ意識変化は遅いとはいえ、打った人もこれ以上は打つまいとか、ワクチン行政に疑問を感じてる方が増えて来たとライブをやっての反応の変化から痛感している次第です。

悲惨な状態ではあっても事実を見て皆で打開策を考えて協力して状況をよくしていこうというのは、前向きなことではないとお考えですか?たとえば戦争であったり水俣でも原爆でも悲惨なことですが、無かったことにさせないため尽力した人が大勢いたり、語り部がいて語り継ぐことで、悲惨なことにふたをせず、後世にプラスに働くように前向きな努力をした人が大勢いて更なる悲惨をストップさせてきたと言えるのではないでしょうか?

感情がどうしても、とのことですがどういう感情なのかできればもう少しご説明いただけたら助かります。ウクライナに関しても、たとえば自分は報道を信じてウクライナに同情して応援しているので、報道を批判されると腹がたって感情を押さえられないというようなことならそうおっしゃっていただけたらある程度理解も出来ますが、なんとなく前向きでおれない、暗くなると言われても漠然とし過ぎて困惑するばかりです。何一つ腑に落ちるものがなく疑問が増すばかりでして、これは私だけではなくバンドの方やお客さんや、これまでFBで告知やレポートを読んで関心を持っていただいた方全てにとってそうではないかと思います。首をひねるだけと申しますか…。

ワクチンも確かマスターは「自分はなんか大人に騙されてる気がするから打たない」とおっしゃってたことがあるかと思います。ウクライナと同様で、自分はワクチンの効果を信じて打ってきているので、ワクチンの危険を歌うような内容は感情的に受け入れられないとおっしゃるならまだしも理解できるのですが、その逆で考えが一致しているのでよけいに理解に苦しみます。普通は考えが一致していたら内容に賛同できるのだと思いますので。

ですが、ただ個人的にマスターと友達付き合いをしていて突然感情的に無理だと言って理由もまともに述べず絶交されたというようなことなら、こちらもわけがわからないなりに飲み込むしかないのですが、バンドの方々のこれまでの尽力の積み重ねがよくわからないことで一瞬で潰え去るようなことなのでここまでさせていただいているというのはどうか何卒分かっていただきたいです。「ローマは一日ではならず」で、遠方の方なんか特にどこに宿を取ればいいかに始まってあれこれ細かい事も含めて尽力を重ねて今の演奏状況を作り上げてきています。それを一瞬で砂上の楼閣のように崩されてしまうのかと思うとしのびない、「私の不徳の致すところ」という一言ではすまないことだと責任を感じてどうしても問いかけざるをえないということなのでその点ご容赦いただきたいです。

またお客さんもお仕事の難しい調整をして来ていただいたり、他の方にがんばって声かけなどしてくれて来ていただいてるわけで、あまりにわけのわからない説明では申し訳が立たないというのが正直なところです。意見や立場がどうしても合わないのでということなら仕方がないとご納得いただけるかもしれないのですが、そうではないので。


天気が曇天が続くと前向きな気持ちが持てず、暗い気持ちになるので外出したくなくなるというのは誰でもあることと思うのですが、多くの人の参加によって成立しているライブを突然放棄する理由としてはどうなのかなとしか今のところは考えられないでおります。感情というより気分といった方がまだわかるかもしれないです。


それでどうしてもこれは聞きたいと思うのですが、たとえばきれいなお花の歌やいわゆる明るいコンセプトだけでライブをやるという方針の店なら分かるのですが、黒人音楽で、ブルースなどを中心にやられてる店なわけですね。典型例はビリー・ホリデイの「奇妙な果実」ですが、マスターはあれを聞くと気持ちが暗くなり前向きな気持ちを持てないので、何年もやらせながらある日突然バンドも含めてやめてもらうということをされることがあるわけですか?いやもし今あの人たちが生きていたらという仮定の話ですが。
戦争や天災や社会の不平等などベッシー・スミスが歌うのもマスターは感情が許さないのでしょうか?いやワークソングも含め、黒人音楽は悲惨な状況があってそのなかで前向きに生きるために作られ演奏されてきたものなのですが、特にブルースはそうなのですが、大半のブルースはマスターの気分を暗くさせるということになりませんか?実際にビリー・ホリデイは暗いから嫌いだといってるジャズの人も知ってますし、ロバート・ジョンソンも同じように言われていますが、それと同じような拒否感がマスターの中で膨れ上がって制御不能ということですか?

大分前のことですがマスターは黒人がリンチされてるのに白人が笑って食事をしてるような写真集を持ってるとか、見ているとかおっしゃっていたと思います。それで暗くなるだけなら、そんな話を自分からはされないでしょうし、ブルースの店などできないかと思いますが、あのころと何か大きく考えが変わられたようなことがあるのでしょうか?また岡林のような社会派の歌詞が好きだとも当時はおっしゃってたので、それならばと思って出演させていただくことにしたものでした。5年ぐらいは前の話なので別人のように考えが変わることもありえるのかもしれないのですが、どうにも釈然としない思いをぬぐえないでおります。

「僕が賛同できない内容」とはどういう内容でしょうか?「奇妙な果実」は当時実際に多数起きていたリンチの現実を歌にしたものです。あの歌を前向きな姿勢の歌だと捉えた音楽関係者が多かったから今に残っているのだと思いますが、それは賛同できますか?いまは済んだことだから賛同できるが当時聞いたら暗くなってバンドも歌手も追い払ったりしたわけでしょうか?「奇妙な果実」は賛同できるがワクチン死者の歌は賛同できない場合、その差はどこにあるのでしょうか?
ブルースは明るい内容ばかりではないのはよくご存じだと思いますがその中でビーロキシーズだけが違う扱いを受けるのはなぜでしょうか?

また忌野清志郎が原発反対の歌をやってたのは受け入れられることなんでしょうか?店で忌野のライブの映像を長時間流しておられたと思います。今生きていたらワクチン死のことは歌にしていると思いますが、忌野であっても歌われると気分が暗くなるのである時突然やめさせたりするものでしょうか?

色々書きましたが、暗い、前向きとかいうワード以外でもう少しだけでも「賛同できない内容」の実質を語っていただけたら幸いです。今のままならバンドやお客さんに対して示しがつきません。皆様の努力やご厚意をただただ無にするようで立つ瀬がございません。お察しいただき、何卒よろしくお願いいたします。

2023/08/09 16:23

文章は苦手で言葉を選ばずに申しますのでさらに気分を害したら申し訳ありません。

僕としましてはずっと人の愚痴を聞いてる状態と似てるかも知れません。

引き合いに出させれたミュージシャンやブルースについては同じようなお付き合いをして僕がどう思うかは想像もつきませんし返答することもにあまり意味も感じませんが、そう思ったら同じようにしたと思いますし、音源を聞いてる限り愚痴には聞こえません。

そういうと気分かもわかりません。
考え方が変わったとか変わってないとかというよりは、
長い間ライブをしていただいて、心を動かされることがなくなり、
それをよいと思わなくなったということだと思います。

コロナやウクライナの内容についてはどうしても議論したくないのでお許しください。

トップへ戻る